【契約書の構成をスッキリ理解しましょう】契約書への抵抗を少しでも減らすために

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こんにちは。アキです。

以前の記事で、契約書に安易に押印しないこと、押印する前に慎重に契約書を確認することの重要性を取り上げました。

「契約書を確認することが必要ということは分かった！・・・けど・・・難しそう・・・」と感じる方も少なくないのでは？

そこで、今回は契約書を読むための心の抵抗感を少しでも払拭するため、あえてサクッとした切り口で契約書の構成をまとめてみたいと思います。

契約書の全体の構成
契約書を読むときの心構え

契約書の全体の構成

以下の契約書モデルを題材にご説明してみたいと思います。

引用元：契約書の書き方と例文｜テンプレートの紹介｜無料ダウンロード｜テンプレートNAVI

① 表題（タイトル）
契約の内容を端的に表す箇所です。
時折、タイトルと内容が全く異なる契約書も見かけることがありますので、表題も重要ではありますが、肝心なのは③の本文という認識にすべきです（もちろん表題と内容がマッチしているのが「あるべき姿」ではありますが）。
② 前文
誰と誰がいつどんな目的で契約を結ぶのかを記載する箇所です。
③ 本文
上記①で記載したように、この③が契約書でもっとも重要な箇所になります。
上記のモデル契約では、発注する業務の内容・期間・委託代金などが書かれています。
④ 後文
契約書の通数・作成者・契約締結の方法などを記載する箇所です。
⑤ 契約締結日
契約書が作成された日を記載します。
⑥ 署名欄
契約を締結する者同士の情報を記載し、署名捺印（記名押印）するための欄です。
⑦ （必要に応じて）別紙
契約書によっては詳細な条件を記載する必要があるので、別紙として、仕様書や対象物件の設計図・見取り図などを添付します。
上記のモデル契約では、業務委託の詳細な内容を別紙としてご用意することがあります。
⑧ （必要に応じて）収入印紙
以前に公開した私の記事のとおり、契約書の種類によっては印紙を貼る必要があります。
詳細は以下の記事をご参照願います。