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こんにちは。アキです。
これまでの記事で「ポータブルスキルを身につけましょう」や「自分の(市場)価値を把握しましょう!」などのお話をしました。
よければご覧ください!
その文脈では「ビジネスパーソンみんなが会計・財務力の基礎を身に着けること」が含まれてくると思います。
資格がすべてではありませんが、「会計知識をザックリと押さえる」ためには「日商簿記検定2級」を学習することが効率的ではないでしょうか。
私も社会に出てから会計知識の大切さを痛感しましたので、その資格の学習から始めました。
企業やお役所の経理・企画部門に携わっている方々は既に取得されている方も多いと思いますが、会計に直接関係していない方のうち「ちょっと会計も知っておきたいけど・・忙しいのにどうしたらいいんだろう・・?」という方の参考になるように、本日は日商簿記検定2級の「効率的な学習」について考えてみたいと思います。
日商簿記検定2級の概要
簿記2級の試験方式は以下の2パターンのいずれかを選択して受験できます。
- 統一試験(筆記型試験):昔ながらの「紙」の試験用紙での受験ですね。毎年2月・6月・11月に行われます。
- CBT方式(ネット試験):試験会場に設置されたPCを通じて受験するものです。年間を通して実施されており、会場の空席があれば何回でも受験できます。
受験資格は無く、どなたでも受験できます。
一度取得すれば更新の必要もありません。
合格率は20%ほどのようですので、決してあなどれません。
ただ、後ほどご紹介するように着実に学習をすることで合格は可能だと考えています。
試験の主催団体である日本商工会議所が出しているデータを引用しておきますね。
日商簿記検定2級の学習を通じて得られる知識・能力
概要
一般的によく言われるのは、簿記の学習を通じて「お金の流れ」を理解できるようになり、自社・取引先の経営状況の把握がザックリと可能になります。
また、役所・企業活動を「数字」の視点から俯瞰してみることができるので、自分の業務の幅が広がるほか、プライベートでも自分の財産状況の把握・将来の収支の見通しが可能になります。
私の経験
前回の記事で「三種の神器(英語、会計、問題解決力)」というKeywordをご紹介しました。
15年ほど前、新卒社員として社会でうまくやっていけるか不安な私は、入社した会社でとにかくそれを身に着けよう!と思い、日商簿記検定3級の勉強を頑張りました。
実は3級には1度不合格になっていますが、何とか試行錯誤のうえ合格した後に2級の勉強に入りました。3級の勉強で試行錯誤していたおかげで、2級はスムーズに合格できました。
その後、ファイナンシャルプランナー資格を取得し、「これからは国にばかり頼るのでなく、自分で生きていく力を培っていかなきゃ」と考えて、今では流行っている金融投資(NISAなどですね)を始めました(給与から天引きだったので若いころの給与では厳しかったのを覚えています💦)。
経理部門を経験したことはありませんが、前職では自分の会計の素養を活かして、経理部門と一緒に有価証券報告書(上場している会社が業績を投資家・世の中に公表する情報)の作成などにも携わったり、IRという投資家や株主向けの対応をする部門のサポートをするなどをさせていただきました。とても貴重な経験になりました。
また、転職活動をする中で、転職エージェントから紹介を受けた企業の貸借対照表(BS)や損益計算書(PL)、キャッシュフロー計算書(CS)などを少しは読めるようになりましたので、数字面で企業の分析を行い、応募する企業の取捨選択に役立ちました。
あの「ひろゆき」さんも推奨している
2ちゃんねるの創設者で有名な「ひろゆき」さんも、簿記2級の資格取得を強く薦めておられます。
合格に向けた学習方法
では、合格するためにどのように学習したらよいでしょうか。お忙しい皆さんにとっては、できるだけ短時間で効率的に学習したいと思います。
学習方法としては、
①予備校・通信講座を利用するか、
②独学で学習するか、大きく分けてこの2つかと思います。どちらがよいかは一概に言えませんが、「独学だとダラダラしてしまう・・」という方は①の予備校・通信講座、「独学の方がラク。お金も安いし」という方は②独学を選択されるのはいかがでしょうか。
予備校・通信講座で学習する
予備校・通信講座を選択した方は、テキストと問題集を配布してもらえると思いますので、とにかくそれを愚直にやり込む。これに尽きると思います。
私個人としては、どの資格学習でもそうだと思いますが、1度で完璧にしようとせず、1冊のテキストと問題集を何度も繰り返し繰り返しやってみて、繰り返す中で完璧にしていく・・市販のテキストなど「あちこち手を出さない」。
良い意味で「わからないところでいちいち立ち止まらないこと」「極度に真面目にならない」「完璧主義は捨てる」。
そんな感じでやってみるのが最も良いと考えています。
私が受験した当時(15年ほど前)はなかったのですが、今はこんなサービスが無料であるようです。羨ましいです。
独学で学習する
独学で学習する場合、ネックになるのがテキスト・問題集はどれが良い?か問題です。
比較的大きな書店の資格関連コーナーに行くと簿記のテキスト・問題集が置かれていると思いますので、平積みの本をいくつか手に取ってみて、「何とかこれならできそうだぞ」と直感で相性がよさそうなものを選ぶという感じで良いと思います。
最近のテキストは、漫画が充実していたり、カラフルだったりとかなり読みやすさに工夫を凝らしたものが多くなっているという印象なので、きっと相性のよさそうなものが見つかると思いますよ。
例えば、以下のシリーズはコンパクトにまとめてくれていて、カラフルで見やすいので個人的にはおススメです。
一つ注意点としては、頻繁に簿記の対象法令・規制が改正されるようですので、最新のバージョンを選ぶようにしてください!
テキスト・問題集を購入したら、予備校・通信講座のところで書いたことと同じく、「わからないところでいちいち立ち止まらないこと」「何度も繰り返して気づいたら完璧になっていること」。これに尽きます。
合格後のおススメアクション
さて、学習を進めていくと、世の中の見え方がほんの少しだけ変わるかもしれません。数字という視点で見えるということ。
その知識・物の見え方をさび付かせないため、例えば、会計・財務に関する書籍を手に取ってみたり、投資を始めてみたり、私のようにファイナンシャルプランナーなど隣接分野の学習をしてみたり、さまざまに波及できると思います!
経理部門の方は簿記1級や証券アナリスト、税理士・米国公認会計士などへのチャレンジもよいですよね!
引き続きよろしくお願いいたします。
社会人の学び・学習をお得な価格でサポートしてくれる会社さんです。よろしければ是非ご利用ください!